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開館記念展
皇室のみやび

皇居三の丸尚蔵館

皇居三の丸尚蔵館 令和5年11月3日(金・祝)-令和6年6月23日(日)
開館記念展
皇居三の丸尚蔵館 令和5年11月3日(金・祝)-令和6年6月23日(日)

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右上から時計回りに《色絵金彩菊貼付香炉》 十二代沈壽官 明治26年(1893) [展示期間:1/4(木)~3/3(日)]/《琵琶 銘 旭》 徳川斉昭 江戸時代 嘉永7年(1854) [展示期間:4/9(火)〜5/12(日)]/《閑庭鳴鶴・九重ノ庭之図刺繍屏風》右隻(部分) 髙島屋呉服店 昭和3年(1928) [展示期間:5/21(火)~6/23(日)]/重要文化財 《蘭陵王置物》 海野勝珉 明治23年(1890) [展示期間:1/4(木)~3/3(日)]/国宝 《動植綵絵 南天雄鶏図》(部分) 伊藤若冲 江戸時代(18世紀) [展示期間:11/3(金・祝)~11/26(日)]

新しく生まれ変わった
皇居三の丸尚蔵館

本展は、今年11月に開館30年を迎える三の丸尚蔵館が、令和という新たな時代に、装いを新たに
「皇居三の丸尚蔵館」として開館することを記念して開催するものです。
約8か月にわたって開催する本展では、「皇室のみやび」をテーマに、
当館を代表する多種多彩な収蔵品を4期に分けて展示します。
これらは、いずれも皇室に受け継がれてきた貴重な品々ばかりです。
長い歴史と伝統の中で培われてきた皇室と文化の関わり、
そしてその美に触れていただければ幸いです。

※出品作品は全て国(皇居三の丸尚蔵館収蔵)の作品です。

皇室ゆかりの多種多様な品々を
4期に分けてご紹介

本展覧会の3つの見どころ
  • 1

    新しく生まれ変わった皇居三の丸尚蔵館の施設で、
    皇室に受け継がれてきた多種多様な品々を4期に分けてご紹介!

  • 2

    国宝 《蒙古襲来絵詞》、国宝・狩野永徳 《唐獅子図屏風》、国宝・伊藤若冲 《動植綵絵》(全30幅のうち12幅)など、当館を代表する名品を多数公開!

  • 3

    若冲だけじゃない!
    明治・大正・昭和の天皇皇后の日常をしのばせる品々など、初公開となる作品も!

  • Ⅰ

    第1期三の丸尚蔵館の国宝

    令和5年11月3日(金・祝)―12月24日(日)

  • Ⅱ

    第2期近代皇室を彩る技と美

    令和6年1月4日(木)―3月3日(日)

  • Ⅲ

    第3期近世の御所を飾った品々

    令和6年3月12日(火)―5月12日(日)

  • Ⅳ

    第4期三の丸尚蔵館の名品

    令和6年5月21日(火)―6月23日(日)

  • Ⅰ

    三の丸尚蔵館の国宝

    第1期

    令和5年11月3日(金・祝)―12月24日(日)前期:11月3日(金・祝)―11月26日(日) 
    後期:11月28日(火)―12月24日(日)

    「世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるもの」である国宝。これらは学術、そして文化史的にも極めて重要な作品であるのはもちろんのこと、長い日本の歴史のなかで培われてきた美の結晶ともいえるものです。皇居三の丸尚蔵館 開館記念展の最初を飾る第1期では、近年指定された当館収蔵の国宝8件のなかから4件の作品をご覧いただきます。

    • 燦然と輝く中世絵巻の至宝

      国宝《春日権現験記絵かすがごんげんげんきえ》巻十二(部分)高階隆兼 鎌倉時代 延慶2年(1309)頃

      【展示期間:11月3日~11月26日】

    • 和様の創始者・道風の書の美

      国宝《屏風土代びょうぶどだい(部分)小野道風 平安時代 延長6年(928)

      【展示期間:11月3日~12月24日 ※巻替あり】

    • 歴史的事件、元寇を伝える絵巻

      国宝《蒙古襲来絵詞もうこしゅうらいえことば》後巻(部分)鎌倉時代(13世紀)

      【展示期間:11月3日~12月24日 ※巻替あり】


    国宝・伊藤若冲
    動植綵絵どうしょくさいえ

    全30幅のうち12幅を
    第1期と第4期に分けて公開!

    • 【前期:11月3日~11月26日】

      秋塘群雀図しゅうとうぐんじゃくず

      南天雄鶏図なんてんゆうけいず

    • 【後期:11/28~12/24 】

      梅花群鶴図ばいかぐんかくず

      棕櫚雄鶏図しゅろゆうけいず

    同時開催

    特別展示御即位5年・御成婚30年記念

    令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年

    令和5年11月3日(金・祝)―12月24日(日)

    前期:11月3日(金・祝)〜11月26日(日) 
    後期:11月28日(火)〜12月24日(日)

    ※会期中、一部展示替えあり

    会場:展示室1

    「結婚の儀」天皇陛下ご装束 束帯 黄丹袍 宮内庁所管〔前期展示〕

    「結婚の儀」皇后陛下ご装束 五衣・唐衣・裳 宮内庁所管〔前期展示〕

  • Ⅱ

    近代皇室を彩る技と美

    第2期

    令和6年1月4日(木)―3月3日(日)前期:1月4日(木)―2月4日(日) 
    後期:2月6日(火)―3月3日(日)

    皇居三の丸尚蔵館の収蔵作品には、明治時代以降に宮中において室内装飾として使用された美術工芸品類が含まれています。なかでも、明治22 年(1889)に大日本帝国憲法発布式が行われた場所でもある明治宮殿を飾った作品は、当時の著名な作家が最高の技術を凝らしたものです。第2期では、それらの作品とともに御即位や大婚25 年(銀婚式)など皇室の御慶事を契機として制作された作品、さらに明治・大正・昭和の三代の天皇皇后にゆかりのある品々をご紹介します。

    • 昭和のはじまりを寿ぐ饗宴を彩った屏風

      昭和度 悠紀地方風俗歌屏風しょうわどゆきちほうふぞくうたびょうぶ》(左隻)川合玉堂 昭和3年(1928)

      【展示期間:2月6日~3月3日】

    • 初公開!
      大正天皇の日常をしのばせる品

      銀製御髪ぎんせいおぐしブラッシ鴻池美術店 明治~大正時代(20世紀)

      【展示期間:1月4日~3月3日】

    • 奈良一刀彫の巨匠の名品

      熊坂長範くまさかちょうはん森川杜園 明治26年(1893)

      【展示期間:1月4日~2月4日】

    • 縦2メートル半弱、横4メートル半という特大の画面

      日出処日本ひいづるところにほん横山大観 昭和15年(1940)

      【展示期間:1月4日~3月3日】

    • 明治天皇の銀婚を松竹梅と鶴で寿ぐ

      旭日双鶴松竹梅図きょくじつそうかくしょうちくばいず荒木寛畝、野口小蘋 明治27年(1894)

      【展示期間:2月6日~3月3日】

    • 細部へのこだわりに明治の金工の凄みを知る

      重要文化財《蘭陵王置物らんりょうおうおきもの海野勝珉 明治23年(1890)

      【展示期間:1月4日~3月3日】

    • この盃は何とガチョウの卵!

      鵞鳥卵蒔絵盃がちょうのたまごまきえさかずき明治時代(20世紀)

      【展示期間:2月6日~3月3日】

    • 明治の逸品ラグジュアリー

      色絵金彩菊貼付香炉いろえきんさいきくはりつけこうろ十二代沈寿官 明治26年(1893)

      【展示期間:1月4日~3月3日】

    • 明治宮殿を彩った七宝の大花瓶

      七宝藍地花鳥図花瓶しっぽうあいじかちょうずかびん七宝会社 明治22年(1889)

      【展示期間:1月4日~3月3日】

    • きりりと引き締まった猿の顔に注目

      猿置物さるおきもの高村光雲 大正12年(1923)

      【展示期間:1月4日~2月4日】

  • Ⅲ

    近世の御所を飾った品々

    第3期

    令和6年3月12日(火)―5月12日(日)前期:3月12日(火)―4月7日(日) 
    後期:4月9日(火)―5月12日(日)

    歴代の天皇や皇族は、学問や文化芸術に造詣が深く、それらの保護にも熱心でした。そのため各時代にさまざまな品々が集積され、大切に受け継がれてきました。第3期では、国宝・藤原定家《更級日記》など、「御在来ございらい」と称される京都御所に伝来した作品をはじめ、旧桂宮家かつらのみやけ伝来の伝狩野永徳《源氏物語図屏風》など、近世の御所や宮家を飾った書画や工芸、楽器などをご紹介します。

    • 宮家の御殿を彩った平安王朝の世界

      源氏物語図屏風げんじものがたりずびょうぶ》(左隻)伝狩野永徳 桃山時代(16〜17世紀)

      【展示期間:3月12日~4月7日】

    • 宮中伝来の絢爛豪華な文房具

      蔦細道蒔絵文台つたのほそみちまきえぶんだい・硯箱すずりばこ桃山時代(16世紀)

      【展示期間:3月12日~4月7日】

    • 現存するすべての更級日記の
      元となった一冊

      国宝 《更級日記さらしなにっき藤原定家 鎌倉時代(13世紀)

      【展示期間:3月12日~5月12日 ※頁替あり】

    • 浜松図屏風はままつずびょうぶ》(右隻)海北友松 桃山時代 慶長10年(1605)

      【展示期間:4月9日~5月12日】

    • 源氏四季図屏風げんじしきずびょうぶ》(右隻)円山応挙 江戸時代(18世紀)

      【展示期間:4月9日~5月12日】

    • 雲紙本和漢朗詠集くもがみぼんわかんろうえいしゅう》巻上(部分)伝藤原行成 平安時代(11世紀)

      【展示期間:3月12日~5月12日 (半期巻替)】

    • 修学院焼しゅがくいんやきふくべ形香炉がたこうろ江戸時代(18世紀)

      【展示期間:3月12日~5月12日】

    関連イベント

    第3期「近世の御所を飾った品々」ギャラリートーク

    展示室をめぐりながら、展示内容やみどころを当館研究員がわかりやすく解説します。
    研究員おすすめ作品の紹介も!お気軽にご参加ください。

    イベントは終了しました

  • Ⅳ

    三の丸尚蔵館の名品

    第4期

    令和6年5月21日(火)―6月23日(日)※会期中、一部展示替えあり

    明治時代以降、御慶事や行幸などの折にふれ、皇室へ美術品の献上が行われました。また、皇室に納めることで、美術品が長く遺されることを願って献上されることもありました。そのようにして献上された品々のなかには、美術的な価値が高い品も少なくありません。開館記念展を締めくくる第4期では、国宝・狩野永徳《唐獅子図屏風》など、献上された品を中心に、当館を代表する名品の数々を紹介します。

    • 豪快、勇猛。桃山時代のシンボル

      国宝 《唐獅子図屏風からじしずびょうぶ》(右隻)狩野永徳 桃山時代(16世紀)

      【展示期間:5月21日~6月23日】

    • 大礼を祝す 光り輝く刺繍の美

      閑庭鳴鶴かんていめいかく・九重ノ庭之図刺繍屏風ここのえのにわのずししゅうびょうぶ》(左隻)髙島屋呉服店 昭和3年(1928)

      【展示期間:5月21日~6月23日】

    • 今にも動き出しそうな蒔絵の鶏

      双鶏置物そうけいおきもの戸島光孚ほか 大正5年(1916)

      【展示期間:5月21日~6月23日】

    • 国宝 《春日権現験記絵かすがごんげんげんきえ》巻一(部分)高階隆兼 鎌倉時代 延慶2年(1309)頃

      【展示期間:5月21日~6月23日】

    • 宇治川蛍蒔絵料紙箱うじがわほたるまきえりょうしばこ・硯箱すずりばこ》硯箱初代飯塚桃葉 江戸時代 安永4年(1775)

      【展示期間:5月21日~6月2日】

    • 花鳥十二ヶ月図かちょうじゅうにかげつず 三月さんがつ 桜さくら雉子図きじず酒井抱一 江戸時代 文政6年(1823)

      【展示期間:5月21日~6月23日】

      全12幅のうち4幅を公開


    国宝・伊藤若冲
    動植綵絵どうしょくさいえ

    全30幅のうち12幅を
    第1期と第4期に分けて公開!

    • 芙蓉双鶏図ふようそうけいず

      諸魚図しょぎょず

    関連イベント

    展示室deいっぴんトーク

    「三の丸尚蔵館の名品」展展示作品のなかから、当館研究員おすすめの一品(逸品)を取り上げ、
    作品を前にわかりやすく解説します。
    お気軽にご参加ください。

    開催日時

    5月24日(金)15:40~15:55 
    閑庭鳴鶴かんていめいかく九重ノ庭之図刺繍屏風ここのえのにわのずししゅうびょうぶ髙島屋呉服店たかしまやごふくてん
    (担当:小林 彩子)

    5月28日(火)15:40~15:55 
    国宝《唐獅子図屏風からじしずびょうぶ》右隻:狩野永徳かのうえいとく 左隻:狩野常信かのうつねのぶ
    (担当:上嶋 悟史)

    6月7日(金)15:40~15:55 
    朝暘霊峰ちょうようれいほう横山大観よこやまたいかん
    (担当:田中 純一朗)

    ※止むを得ない事情により、講師が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

    会場

    皇居三の丸尚蔵館 展示室1

    定員
    なし

開催概要

名称

皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」

会期

令和5年(2023)11月3日(金・祝)〜
令和6年(2024)6月23日(日)

●第1期:「三の丸尚蔵館の国宝」
 令和5年(2023)11月3日(金・祝)〜12月24日(日)
●第2期:「近代皇室を彩る技と美」
 令和6年(2024)1月4日(木)〜3月3日(日)
●第3期:「近世の御所を飾った品々」
 令和6年(2024)3月12日(火)〜5月12日(日)
●第4期:「三の丸尚蔵館の名品」
 令和6年(2024)5月21日(火)〜6月23日(日)

※各期で会期中、一部展示替えあり

休館日

月曜日
(ただし月曜が祝日または休日の場合は開館し、翌平日休館)

12月25日(月)〜1月3日(水) 、天皇誕生日および展示替え期間・その他諸事情により、臨時に休館する場合があります

開館時間

午前9時30分〜午後5時
(入館は午後4時30分まで) 

入館料

一般1,000円、
大学生500円

※「皇室のみやび」展の展覧会図録と一般入館料がセットになった「図録(みやび展)付きチケット」(2,500 円)も販売。その他、解説付きの鑑賞チケットも提供予定(詳細は後日掲載)
※高校生以下及び満18 歳未満、満70 歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、運転免許証、マイナンバーカードなど)をご提示ください。
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者各1 名は無料。
※事前に日時指定をお願いします。
※無料入館対象の方も日時指定が必要です。
ただし、障がい者手帳等をお持ちのご本人および介護者各1 名の日時指定は不要です。

作品点数

第1期:4件(14点)、
第2期:約60件(100点)、
第3期:約35件(43点)、
第4期:約14件(26点)

主催

皇居三の丸尚蔵館

会場

皇居三の丸尚蔵館

第1期:展示室2、第2期〜第4期:展示室1・2
〒100-0001
東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内

お問い合わせ

TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)


鑑賞シート「しょうぞうかんでこれみっけ!」

未就学児から小学生のお子様を対象に、館内で無料配布しています。8つのかたちを館内や作品のなかから探して、シートに穴を開けましょう。ご家族での鑑賞や幼稚園・保育園、学校等での団体利用にぜひご活用ください。

好評につき配布終了しました


報道に関する
お問い合わせ

皇居三の丸尚蔵館広報事務局(共同PR内) 
担当:三井

〒104-0045 東京都中央区築地1-13-1 
銀座松竹スクエア10階
TEL:03-6264-2382
E-mail:shozokan-pr@kyodo-pr.co.jp

アクセス

皇居三の丸尚蔵館

第1期:展示室2、第2期〜第4期:展示室1・2
〒100-0001 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内

[大手門から入門]

地下鉄各線の大手町駅(C13a出口)から徒歩約5分
JR東京駅(丸の内北口)から徒歩約15分

[大手門以外からの入門]

◎平川門から入門:地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から徒歩約10分
◎北桔橋門から入門:地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から徒歩約15分
(月曜日・金曜日閉門、その他皇居東御苑の公開日時に準ずる)


皇居三の丸尚蔵館

上皇陛下と香淳皇后によって国に寄贈された皇室ゆかりの美術工芸品の保存、研究、公開のため、平成5 年、宮内庁三の丸尚蔵館として皇居東御苑内に開館。本年で開館30 周年を迎えます。令和元年より新たな施設の建設が進められており、このたび完成した一部(Ⅰ期棟)を開館いたします。また、本年10 月より管理・運営を宮内庁から独立行政法人国立文化財機構に移管し、正式名称は新たに「皇居三の丸尚蔵館」へと変わります。これまでの活動をさらに充実させ、より多くのお客様に親しんでいただける施設を目指してまいります。

Ⅰ期棟外観

Ⅰ期棟内観

● 開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

● 休館日

月曜日(ただし月曜が祝日または休日の場合は開館し、翌平日休館)、12月25日(月)~1月3日(水)および展示替え期間


その他諸事情により臨時に休館する場合があります。
最新の情報は当館ウェブサイトまたはハローダイヤル050-5541-8600でご確認ください。