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この秋、皇居三の丸尚蔵館で
“書の優品”と
御買上おかいあげ”の
近代美術が競演

  • 展示室1

    皇室の術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸

  • 展示室2

    公家の-古筆・絵巻・古文書

  • 展覧会
    「皇室の美術振興
    -日本近代の絵画・彫刻・工芸
    稲穂に群雀図花瓶

    稲穂いなほ群雀図花瓶ぐんじゃくずかびん》一対のうち
    濤川惣助なみかわそうすけ、絵付:泉梅一いずみばいいいつ
    明治14年(1881)

    第2回内国勧業博覧会にて御買上
    【通期展示】

    近代以降の皇室は和歌や雅楽などの伝統文化の継承とともに、美術の発展にも努めてきました。本展では、明治から昭和にかけて日本国内で開催された博覧会や展覧会に出品され、皇室による御買上を受けた絵画、彫刻、工芸のなかから、秋の季節を感じさせる作品を中心に紹介します。当時の美術の多彩な様相とともに、近代の皇室が果たした美術振興の一端をご覧いただきます。

    展覧会の見どころ
    • 1

      展覧会「皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸」では、明治から昭和にかけて、皇室により博覧会や展覧会で御買上おかいあげとなった作品が登場します。各作家の代表作や出世作など優品ぞろいです。開催時期に合わせて、秋をテーマにした作品が多いのも本展の見どころです。

    • 2

      同展では、太田喜二郎おおたきじろう並木道なみきみち》を宮内省が買上げ後、初公開。大正3年(1914)の東京大正博覧会に出品されて以来、110年ぶりの公開です。

    • 孔雀図
      画家の道をひらいた大作

      孔雀図くじゃくず荒木寛畝あらきかんぽ
      明治 23年(1890)

      第3回内国勧業博覧会にて御買上
      【展示期間:11/26~12/22】

    • 官女置物
      精緻せいちを極めた牙彫げちょうの傑作

      官女置物かんじょおきもの旭玉山あさひぎょくざん
      明治34年(1901)

      日本美術協会美術展覧会にて御買上
      【展示期間:10/29~11/24】

    • 並木道
      ベルギー仕込みの印象派
      大正3年(1914)以来、110年ぶりに公開

      並木道なみきみち太田喜二郎おおたきじろう
      大正3年(1914)

      東京大正博覧会にて御買上
      【通期展示】

    • 秋晴
      美しき信州の山に魅せられて

      秋晴あきばれ》(左隻) 池上秀畝いけがみしゅうほ
      大正4年(1915)

      文部省第9回美術展覧会にて御買上
      【展示期間:10/29~11/24】

    ※出品作品は全て皇居三の丸尚蔵館収蔵

  • 展覧会
    「公家の書-古筆・絵巻・古文書
    金沢本万葉集

    国宝《金沢かなざわぼん万葉集まんようしゅう》巻第四 藤原定信ふじわらのさだのぶ
    平安時代(12世紀)

    【前期巻第二・後期巻第四 各期頁替あり】

    公家とは本来、朝廷の官人の総称でしたが、後には天皇をとりまく上層の廷臣、貴族を指す言葉となりました。平安時代以降、藤原摂関家を中心に形成され、独特な風俗・習慣が生まれます。公家の社会で必要とされた教養のひとつが和漢の典籍や詠歌、そして書でした。本展では、公家たちが美しさを求めた名品とともに、実務で作成した書状や文書を紹介します。共通点や目的による違いをお楽しみください。

    展覧会の見どころ
    • 1

      展覧会「公家の書-古筆・絵巻・古文書」では、平安時代から江戸時代まで、禁裏(皇室)を支え続けた公家(貴族)たちが書き写した古筆の名品とともに、朝廷のまつりごとの実務として作成した古文書こもんじょや書状等、公家の書のもつ多彩な面が味わえます。

    • 2

      同展では、現存する日本最古の歌集『万葉集』を平安時代に書写した国宝《金沢かなざわぼん万葉集まんようしゅう》(前期巻第二・後期巻第四 各期頁替あり)と、鎌倉時代の絵巻の傑作で中世やまと絵を代表する国宝《春日権現験記絵かすがごんげんげんきえ》(前期展示)を公開!

    • 春日権現験記絵
      鎌倉時代“最強の公家”西園寺さいおんじ家の栄光を今に伝える

      国宝《春日権現験記絵かすがごんげんげんきえ》巻十七(部分) 
      高階隆兼たかしなたかかね 絵・一乗院良信いちじょういんりょうしん 詞 
      鎌倉時代 延慶2年(1309)頃

      【展示期間:10/29~11/24、巻替あり】

    • 深養父集断簡
      清少納言の曾祖父(歌人・清原深養父きよはらのふかやぶ)が詠んだ恋の歌

      深養父集断簡ふかやぶしゅうだんかん名家めいかしゅうぎれ)》伝 紀貫之きのつらゆき
      平安時代(11世紀)

      【展示期間:10/29~11/24】

    • 記文草案
      歌人・定家も抱いた昇進への執念

      記文草案きぶんそうあん藤原定家ふじわらのさだいえ
      鎌倉時代(13世紀)

      【展示期間:10/29~11/24】

    • 御注孝経
      古典籍の書写は未来につながる
      公家の本領

      御注孝経ぎょちゅうこうきょう》(部分) 三条西実隆さんじょうにしさねたか
      室町時代 享禄4年(1531)

      【展示期間:11/26~12/22、巻替あり】

    ※出品作品は全て皇居三の丸尚蔵館収蔵

開催概要

名称

公家の書-古筆・絵巻・古文書皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸
Court Calligraphy: Celebrated Manuscripts by Legendary Calligraphers
Imperial Patronage of the Arts: Modern Japanese Painting, Sculpture & Decorative Arts

会期

2024年10月29日(火)~12月22日(日)

前期:10月29日(火)~11月24日(日) 
後期:11月26日(火)~12月22日(日)

休館日

月曜日(ただし11月4日(月・休)は開館し、翌火曜日休館) 、11月26日(火)臨時休館

※その他諸事情により臨時に休館する場合があります。

開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※ただし10月29日(火)は午後1時開館

毎週金曜・土曜は夜間開館。午後8時まで開館。(入館は午後7時30分まで)
※ただし11月29日(金)を除く

入館料

一般 1,000円、大学生 500円

※高校生以下及び満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、運転免許証、マイナンバーカードなど)をご提示ください。
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者各1名は無料。

チケット

当館は、鑑賞環境保持等のため予約優先制としております。
ご来館前に、オンラインでの日時指定にご協力をお願いいたします。
会場内に空きがある時間帯は、当日館内でご購入いただけますが、完売時や混雑時はご予約のお客様以外ご入館いただけない場合がございますので、予めご了承ください。
なお、チケット残数はチケット申込サイトからご確認いただけます(電話等によるお問い合わせには応じかねます)。
※障がい者手帳等をお持ちのご本人及びその介護者1名はご予約不要です。

作品件数

公家の書-古書・絵巻・古文書:13件
皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸:25件
※出品作品は全て皇居三の丸尚蔵館収蔵

主催

皇居三の丸尚蔵館

会場

展覧会「公家の書-古筆・絵巻・古文書」:皇居三の丸尚蔵館 展示室2
展覧会「皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸」:皇居三の丸尚蔵館 展示室1

〒100-0001 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内

ウェブサイト

[皇居三の丸尚蔵館ウェブサイト] https://shozokan.nich.go.jp/

SNS

[公式 Instagram] https://www.instagram.com/shozokan_pr/
アカウント名 @shozokan_pr

お問い合わせ

TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)


報道に関する
お問い合わせ

皇居三の丸尚蔵館広報事務局(共同PR内) 
担当:三井

〒104-0045 東京都中央区築地1-13-1 
銀座松竹スクエア10階
TEL:03-6264-2382
E-mail:shozokan-pr@kyodo-pr.co.jp

関連イベント

展示室 de 作品解説

「公家の書 -古筆・絵巻・古文書
2024年11月1日(金)、12月6日(金)

「皇室の美術振興
-日本近代の絵画・彫刻・工芸
2024年11月8日(金)、12月13日(金)

いずれも午後6時35分~(20分程度)

詳細はこちら

特別鑑賞会

2024年11月29日(金)午後6時~午後8時

※ただし研究員による解説は、午後6時~午後7時まで

※解説終了後、自由鑑賞(20時最終退館)詳細はこちら

アクセス

皇居三の丸尚蔵館

〒100-0001 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
皇居三の丸尚蔵館は、皇居東御苑内にあります。

[大手門から入門]

地下鉄各線の大手町駅(C13a出口)から徒歩約5分
JR東京駅(丸の内北口)から徒歩約15分

[大手門以外からの入門]

◎平川門から入門:地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から徒歩約10分
◎北桔橋門から入門:地下鉄東西線竹橋駅(1a出口)から徒歩約15分
(月曜日・金曜日閉門、その他皇居東御苑の公開日時に準ずる)


皇居三の丸尚蔵館しょうぞうかんについて

平成元年(1989)に上皇陛下と香淳こうじゅん皇后により、皇室に代々受け継がれた美術品が国に寄贈されたことを機に、その保存と研究、公開を目的として、平成5年(1993)11月に皇居東御苑ひがしぎょえん内に開館しました。収蔵品は、各時代を代表する名品が多く含まれており、日本を中心とする東洋の美術工芸品のほか、幅広い時代、地域、分野の品々がみられることが特長です。施設の拡充をはかり令和元年(2019)からは、新館の建設が進められています。令和5年(2023)には管理・運営が宮内庁から独立行政法人国立文化財機構へ移管され、「皇居三の丸尚蔵館」と名称も新たに一部を開館しました。令和8年(2026)度に全館開館を予定しています。

尚蔵館外観

皇居三の丸尚蔵館 外観


その他宮内庁の行事等により臨時に休館する場合があります。
最新の情報は当館ウェブサイトまたはハローダイヤル (050-5541-8600) でご確認ください。